札幌さくらビューティークリニック 毛の専門サイト

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毛について

発毛のサイクル

脱毛する上で欠かせない問題

毛は1回生えたら伸び続けるわけではなく、毛が生え続ける「成長期」、成長が止まり毛が抜け落ちていく「退行期」、毛穴がお休みする「休止期」を繰り返しています。これらの毛が生まれてから抜けるまでのサイクル「毛周期」と言います。

成長期

脱毛に最も適した毛の状態。毛母細胞が分裂し、皮膚の下で毛が成長し始めた状態を成長初期といい、毛母細胞が活発になり、成長した毛が表面に出てき始めた状態を成長期といいます。

退行期

毛がある程度の長さまで伸びて成長が止まり、抜け落ちる準備を始める期間。

休止期

毛が抜けて新しい毛が生え始めるまでの期間。

脱毛効果があるのは「成長期」

電気脱毛(ニードル脱毛)や光脱毛、レーザー脱毛などの「毛の再生を阻害する」脱毛方法は全て、毛の根元にくっついている毛根組織を破壊する脱毛方法です。これらの脱毛方法が効果を発揮するのは成長期の毛のみで、退行期や休止期の毛に照射しても効果がありません。さらに、同じ部位でも毛によって周期は異なるため、ほぼすべての成長期の毛にレーザーを照射するために期間をおいて、「退行期」「休止期」の毛が「成長期」に変わるのを待ち、 数回に渡って施術をする必要があります。早く脱毛を完了したいからと毎月通っても早く脱毛が終わるわけではありません。

部位ごとの周期

毛が生まれてから抜けるまで『毛周期』のサイクルの長さは体の部位によって異なり、同じ部位でも毛1本1本それぞれどの期間なのかはバラバラです。
身体の中で一番毛周期が長いのは頭髪で、成長期には10日間に3~4ミリ伸びて2~6年問で退行期に入り、自然と抜け落ちていきます。頭髪は1日に約50本が白然に抜けていくといわれています。眉毛は毛周期が短い部位のひとつで、3~4カ月で生えかわります。
医療レーザー脱毛で効果が期待できるのは、メラニン色素を多く含む成長期の毛のみなので1回の治療で処理できるのは全体の一部でしかありません。

部位ごとの毛の再生スピード
眉毛・まつ毛
一日で約0.18ミリと伸び方はかなり遅く、生え変わりのスピードは約2ヶ月。
1日に0.3ミリ~0.4ミリずつ伸びる。成長期が長く続くので、生え変わりが目立たないが、抜けた毛が生え変わるまでの日数は約4ヶ月。
あご
成長が速く再生スピードは約2ヶ月。
脇の下
一日に約0.3ミリ伸び、スピードは頭髪に次ぐ速さ。一度抜いた毛が生え変わる日数は約4ヶ月と遅い。
手・脚
皮膚の表面に出来てきてから、自然に抜け落ちるまでの期間が長いのが特徴。抜けた毛が生え変わるまでの日数は約3か月~半年。
ビキニライン
一日に伸びる長さは約0.2ミリ。
一度抜いた毛が生え変わる日数は約4ヶ月。
部位部位退行期・休止期
頭髪2~6年3~4ヶ月
1~2ヶ月2ヶ月
うで3~4ケ月3~4ケ月
ワキ3~5ケ月3~5ケ月
VIO1~2年1年
膝下4~5ヶ月4~5ヶ月
膝上3~4ヶ月3~4ヶ月

部位ごとの毛周期から見る脱毛回数

同じ部位でも毛によって毛周期が違うため、肌の表面にでている毛の割合も脱毛完了までの回数や期間に差が出ます。
一般的に、表面に出ている毛の割合が高いほど少ない脱毛回数で済み、割合が低いほど全ての毛にアプローチするために何度も脱毛する必要があります。実際の割合は個人差がありますが、下記は一般的な目安です。

脱毛回数について
部位生えている毛(成長期・退行期の毛)の割合
髪の毛85~95%
ひげ70~80%
ワキ30%
Vライン30%
うで20%
20%